Yahoo!ショッピングストアのカートの流用

以前から言っている通り、Yahoo!ショッピングストアのページ編集機能は貧弱そのものです。かといってせっかく無料なのにトリプルを使うのも・・・。

楽天GOLDのように、サーバーにCSSやJavascriptを置けば、そこから通常のページに引っ張ってきて、活用できるっていう仕組みでもないようですし。

事実上「きれいなトップページができる」というだけで、月々3,000円はちょっと高いです。あとはインラインフレームを差し込めるだけですし。

 

そんなわけで、自社ページのサーバーがあるので「買い物かごだけ借用しましょう」と考えました。

 

ぶっちゃけ、カード決済システムや送料の自動計算のシステムが入ったショッピングカートって結構高いんです。場合によってはマージンも持って行かれます。

その上、ポイントは自社独自のものだけと、集客力でも劣ります。Tポイントが使えるYahoo!はそれだけ利用者からみてお得なはず。

しかも自社サーバーなので演出も写真の挿入も、デザインも思いのままです。どのみちYahoo!ショッピング内の広告はオーバーチュアの広告に比べて位置的にも効果的にも弱いんです。

だったら、変にYahoo!ショッピングの機能を使いこなすより、そちらは適当に切り上げて自社で作っちゃったほうが早いと思いませんか?

 

楽天でも同じことができるのですがYahoo!の場合はより簡単な仕組みになっています。

 

1.まずYahoo!ショッピングストアで作りたい商品のページをざっくり作り、公開します。

2.<form name=”form2″ method=”post” action=”https://order.shopping.yahoo.co.jp/cgi-bin/cart-form;[ショップごとのID]”>から</form>までをコピー

3.自社サイトのカート部分に張り付ける

 

基本的にはこれだけです。さらに「input type=”radio”」など、Yahooショッピングでは使えないセレクタを使うこともできます。

楽天の場合、ラジオボタンを使う場合は一度Javascriptなどで文字列に変更してしまわないと外部では使えないのですがYahooの場合はnameが自由に使えるうえ、勝手に注文内容に書き込んでくれるため特に何も考えずに拡張できます。

ただし、あまり大量のセレクタを入れると注文伝票がどんどん縦に長くなるのでデバッグは必ず行ってください。

 

また、Yahoo!ショッピングは外部リンクが可能になりましたので、Yahoo!ショッピング内の注文ページに「こちらから注文するとさらに選択肢が増えます」とかのリンクを張って自社サイトに誘導することもできます。

ただ、外部リンクは変な警告が出てくる上、リンク先がわかりにくい欠点があるので、説明ページも用意したほうがいいかもしれませんね。

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