最初のネットショップは楽天市場という選択肢

楽天市場とYahoo!ショッピング、その他モールと比較してですが、商材に自信がある、価格で他店に負けないというのであれば楽天市場という選択は間違いではありません。

また「ちょっとためしに安いモールで売ってみて成功してから楽天市場へ」というのも、正解ではないと思います。

 

と、いうのも楽天市場の規模が、もはや他のショッピングモールとは比較になっていないからです。

 

事実上、二番手のYahoo!ショッピングストアでさえ下手すれば集客力は楽天の10分の一かそれ以下です。検索機能の不備も相まって必要な商品にたどり着いている人はもっと少ないとみていいでしょう。

「事実上」と銘打っているのは、実際のところ1番2番を語るうえでAmazonが外せないからなのですが、あそこは型番商品に関しては戦う相手がAmazon本体なので、商材によっては戦いようがありません。

また類似商品も数多く扱っているため、自社製造商品などでもものによっては厳しいでしょう。

 

Yahoo!ショッピングストアに限らず、楽天とAmazon以外のモールは検索サイトからたどってもらうことが前提になります。

楽天やAmazonはトップページがポータルサイトの代わりになるのですが、それ以外はその機能があやふやだからです。

BASEやSTORE.jpなどもトップページにショップサイトが並んでいるのですが掲載基準は不明ですし、Yahoo!ショッピングなどは検索しても自分が登録した商品が出てくることはまずありません。

そこでGoogleアドワーズやYahoo!プロモーションに登録することになるのですが、その費用はばかにならないだけでなく、買い物客以外の遷移も促してしまいます。

 

その点でいえば楽天市場のポータル性はとても優位です。なにせ「買い物に来た人」だけを相手にしていますから検索するのは「何かがほしい人」です。

アクセス数も多く、買い物をするならアマゾンか楽天というのが現実になっています。この時点で、他社で広告を打つよりも、単純に楽天に品物を出すだけのほうが売れる可能性は高いことがわかると思います。

そのうえで楽天で広告を打てば「本当に買い物をする気がある人」に向けて打つことになるので効率がいいわけです。

 

もちろん、楽天に出店するには相応の費用と、Yahoo!などとは比較にならないほどの審査が待ち受けています。

ただ、ほかで試してから、というなら、最初から楽天へ、というのも「あながち間違いじゃない」と思うのです。

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