下町ロケット

文庫化していたのは知っていましたが、なかなか手に取るチャンスがなく、この度ようやく読了です。もともとは直木賞受賞の時に途中まで読んでいたのですけど、諸事情あって手放し、(単に転職で忙しかったのとお金に困っていただけですけど)、こうして再びめぐり合うことになりました。

やっぱり面白いです。当時も中盤まで一気に読んで「ああ、これはやばいな。眠れなくなるな。」と無理に途中で止めていたのですが、結局今回も2時過ぎまで読んでいました。

当時は確か「まいど一号」だかが世間をにぎわせていたころだったので、そんな感じの話を想定していて、少々「なんか違う」とは思っていたのですが(いうなればただの部品一個の話ですし)、そこにかける情熱は並々ならないものを感じました。

元銀行マンの作者だけあって銀行がらみの話も多いのですが、それ以上に知的財産の取り扱いと、そこに絡んだ駆け引きが面白いのです。そこには主人公の情熱があり、そこにかける熱意が読者の心をつかむのだと思います。

今回は途中で止めず、無理を承知で一気読みしましたが、読み終わった後はとてもすがすがしい気持ちになりました。自分もこういう経営者になりたいものです。残念ながら研究室にいたことも、それどころか大学すら出ていないのですけど・・・。

AliExpressの返金処理終了

いろいろありましたが、無事に返金の処理が終わりました。具体的にいうと、まず3500ドルの商品を購入 → 去年の10月に出荷の案内 → 猶予期間の二か月を過ぎても届かない →  トラッキングコードもでたらめ

 

この状態で放置していると、自動的に決済が完了になっちゃいますよ、とAliExpressからメールで連絡が来る。それはまずいので

 

open dispute(論争中)に切り替える(こうしておくとAliExpress側で勝手に決済されなくなるらしい) → 出品者からメッセンジャーで謝罪と対応が届く → キャンセルしたい旨を伝える → もう出荷したので値引きで対応すると返答

この「出荷している」というのも胡散臭いのですが、論争中に荷物が届き、受け取ってしまたので(だって、どれがどこからの発送品かなんてわからないし)値引きをしてもらうことに。

 

ただ、店側で勝手に値段を変える機能は悪用が多いため削除されたらしく、いったん全部キャンセルしたうえで、値引きした3000ドルだけPaypalで入金してほしいということ。

そこで、まずはクレジットカード会社からキャンセルの通知(実際には返金の通知)が来たのを確認してPaypalで3000ドルを入金しました。

 

まぁ遅延が半端じゃないうえ嘘をついているのに、500ドルで手を打つのもあれなんですが・・・今は円高で返金でも地味に損失出ちゃってますからねぇ・・・

これで良しとします。まぁあんまりよくないんですが、中国との取引、どこかで手を打たないと大損食らうだけですから。このぐらいなら痛くはないという感覚じゃないとね。

Yahoo!ショッピングストア 個人向けと法人向けの違い

違いっていうか、違いだらけですが・・・。個人向けはすごく簡単だけど、できることはほとんどありません。決まったテンプレートがあって、せいぜい看板や商品写真を変える程度しかカスタムできません。

どうしても細かい説明がほしければ商品説明を使って画像で登録するしかないようです。当然、HTMLは使えません。(一部のemタグなどは使えます。)

 

法人向けもカスタム項目は(楽天などに比べると)非常に限られていますが、自由に記載できる10000バイトのスペースが用意されています。これを使って商品説明を追加することができます。

当然、HTMLも使えますが外部CSSやJavascriptが使えないのは個人向けと同じです。

 

また、アクセス数やリファラ情報、商品ページのどこにアクセスが多かったかなどの統計は法人向けのみ参照可能。個人向けではそういった情報は見ることができません。

広告出稿、メルマガ発行なども個人向けではできないようです。広告は使えてもいい気がするんですが。どうしても使うならGoogle Adwordsへ。

 

自由に使えるスペースのトリプルも個人向けでは申込みできないようです。

 

それと、個人向けでこれが一番困るのですが、支払方法にクレジットカード以外が選べません。代金引換用の口座があっても代引きがそもそも選択できないようです。

銀行振り込み、ゆうちょ振替も使えません。しかもクレジットも実質VISA専用!(マスターカードも使えますが、そもそも利用者がいませんから・・・)

これはちょっと厳しいです。最低でもJCBと銀行振り込みぐらいは使えてほしかった。法人向けプランではもちろんJCBも使えます。

 

率直に言えばヤフオクの「定額販売用」ですね。ネットショップっていう感じじゃない。パッと見きれいなページはできますが、これでは安心して買い物する人はいないでしょう。

特に支払方法の選択肢が少なすぎます。個人出店ってことであまり信用できないのはわかりますが、もうすこし柔軟な支払の選択肢がほしいところ。

あと、アクセス数ぐらいは表示してもバチは当たらない気がするんですが、いかがでしょう?

旧正月

中国商材を仕入れているわたしのような人には恐怖の旧正月がやってきました。出荷のメールが来ていても、場合によっては郵送機関そのものが滞り、商品がなかなか到着しません。

先週出荷になっている荷物も中国国内から動いている気配がないです。いつもは1週間ぐらいで届くんだけどなぁ・・・。

面白いことに中国の方はこのタイミングで日本で買い物をするそうですね。秋葉原なんて今の時期、円高も重なってパソコンパーツは軒並み値上がりしているのに!(パソコンパーツは買わないだろうけど)

 

というわけで、テスト販売は一種類でスタートですが、面白いことにYahoo!ショッピングはそのままだとGoogleのロボット検索さえもアクセスしてきません。

楽天市場なんかだと勝手にやってきてクロールするんですが、Yahoo!ショッピングはURLの問題からか、Googleにしっかり申請しないとすぐにはクロールしてくれないようです。

 

Yahooは当然クロールしているみたいですけどね。(してくれないと困りますヨ!)

 

商品数=アクセス数になるのは明白なので、当面は商品数を増やすことに専念することになりそうですが、上記理由からなかなかむつかしーのです。

まぁ、配送方法とかもキッチリ決めてかないとアレなんですけど、いちおー段ボールは注文したので、仮に「やべ!まさか注文来ちゃった?!」みたいなんになっても大丈夫です。

基本的に実験なんで利益は度外視で、経費は最小限ですが、まーどーなることやらですね。作ってる時が一番楽しいですよ。やっぱ。

個人向けYahoo!ショッピングストアを利用してみました

会社で使っているアカウントとは別に、ヤフオク!で使っている自分のアカウントで申し込みをしてみました。カンタン!をアピールしているけど、どこまで簡単なの?きょーみありませんか?

ぶっちゃけいいます。チョー簡単です。面倒な利用規約やらなんらはすっ飛ばせるみたいです。基本的に送料いくらで、何を売るのか、ってだけ。

一応サイズや色の選択肢も付けられます。看板に画像を使うこともできるっポイです。ポイってのは、急だったから看板も何も作ってないしー、ってことです。

準備しといてねー、のメールもなしに「今日から申し込めるからよろしく!」みたいな感じでしたし。まぁいいんですけどね。ええ。

 

いちおう、個人的にやりたいものがあるんで商品写真作って、ロゴをどこかに頼んで、トップ画像も作ってもらおうかな・・・。自分で作ると時間かかるよね・・・。

あ、商品写真は自分でやりますけど。そこまで任せるとお給料飛んで行ってしまう。

 

デザインやらは結構悪くないものがそろっているみたい。ただ、細かいところはいじれません。色とか配置のテンプレートがあるだけです。

っていってもね。Yahoo!じゃ頑張ってもこのレベルが限度だから、逆にこれでいい気もするのよね。サクサク作れるし。

 

お店がオープンしたら売れてほしいなー。売れないかなー。売れなくてもいいんだけど。テストだからねー。どーなることやらです。ほんと。