セキュリティの名の元に囲い込みをかけるChrome

Google Chromeの拡張機能がChromeウェブストアからインストールできるアプリに制限されるそうです。

表向き、スパイウェアやアドウェアを仕組んだ拡張機能を排除するため、ということですがChromeウェブストアに登録するには手数料が必要となります。

これは自主的にアプリを開発し、自分で使う場合も同様で、最低でも登録手数料を支払い、かつ審査を受けて使うほかないということです。

前にも言いましたが、自分は「必要なものは出いるのなら自分で作る」というスタンスのプログラムが大好きです。

むろん、それが一般の人にも役立つと思うならシェアウェアやフリーウェアとして公開すればいいし、シェアウェアとして利益が望めるのなら手数料の支払いもやぶさかではないのです。

ただ、そこまでのシロノモじゃないな、とか、これはあくまで自分専用のソフトでブラッシュアップするつもりはない、というものも世の中にはゴマンと存在します。

 

前にも言いましたがVenue11を買った最大の理由は「自由が担保されているWindows」だからというのが大きいです。

すでに自分で開発した自動メール返信システムがこのタブレットでも動作しておりますが、このソフトは自分専用なのでメールアドレスや内容の書き換えが容易ではありません。

こういう「試作レベル」のソフトウェアが自由に開発できる環境を整備してくれないのは、致命的です。

 

iOSは当初からこの環境が全く整備されておらず、Appleに利益をもたらさないソフトウェアは事実上、開発させないというスタンスでした。

Androidはその点、Root化はある程度認めるなど自由度の制限が比較的少ないという印象がありましたが、今回の発表でGoogleはAppleと同じ道をたどることを決めたように思えます。

(実際、Nexus7などのGoogle直轄ハードウェアはRoot化なしでは自由に開発できません。認めるぐらいならすべてのフォルダに自由にアクセスできるようにするべきです・・・。ひどい。)

せめてフリーウェアやローカルで社内や自分だけで使うソフトぐらいは登録料無料にできないものでしょうか?あとフォルダ管理ぐらい自由にやらせて。

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