ネットショップの消費税増税

おそらく自分だけじゃなくてネットショップ運営をしている方のほとんどが頭を抱えていると思います。消費税増税のタイミング、いつなの!?って。

3月31日「発送分」までが実際の消費税5%の限界です。表向きはそうなのです。ですから楽天やYahooは3月31日受注分まで5%、それ以降は自動的に8%で計算するようです。

つまり「3月31日に注文を受けた分は、その日のうちに発送してね」ということ。注文が少ない店舗ならこれで十分対応できると思いますが。

普通は2~3日の猶予を持たせている店が多いですよね。そうすると会計上はちょっとマズいことになります。なぜなら「4月1日以降は8%分の税金をがっつり持って行かれる」からです。

利ザヤの大きい商品なら3%の差ぐらい吸収できるかもしれませんが、ギリギリまで値引きしているとこれはちょっと痛いです。かといって「やっぱ税金分ちょうだい」とメールを打つのも気が引けると思います。

ですから、少し早めに対応して、逆に出荷日を遅らせるなど、しっかり確定できる発送日を「想定しておく」ことが肝心になります。(もう3営業日で発送と決めて3月28日以降は全部税率8%にするとか)

8%もらったら、もうそこからは「ちょっと早く入荷したから早めに送ってあげよう」なんて気を利かせるのも、タブーです。それやると「3%返せ」というクレームを抱えることになりかねません。

ぶっちゃけいうと、これが土日をまたがない3月31日であれば、さほど問題ではないのですが、土日休業のお店が多い中、休日明けで注文がたまったところで「その日の分はその日のうちに出荷して」はキツすぎますよね。

ですから、お客様には申し訳ないのですが、余裕を持って対応できるようにしておくのがベストだと思います。

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